【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN

■■ 【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

毎度、ご無沙汰していてすみません。

さて、9月1日(日)に最近恒例になりました、
「2013佐渡国際トライアスロン」のAタイプに参加してきました。

長文ですので、お時間のあるときにどうぞ!

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

8月26日に発生した台風15号が北上してきていて、
天候を心配しつつも、いつもの様に、
大きなトライアスロン用のリュックに荷物を詰め込み、
バイクは輪行バックに詰めて、
30日の午後、上野駅から新幹線に乗って、新潟へ。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

9月1日 レース当日

3時起床。
まあ、それなりに眠れた。

顔を洗ったり、トイレにいったり、食事(おにぎり4個)をとったり、
コンタクトレンズを装着したり、と、
何かと慌ただしい。でも、イメージ通り、いつもどおりに。

車への、仲間のバイクの積み込みを手伝って、
4時15分にホテルを出発。
それでも、会場近くの駐車場には入れず、
ちょっと遠くの駐車場に止める。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

会場入りが4時45分頃。
まだ空は真っ暗。会場は明かりで眩しいくらい。
最終のチェック、アンクルバンドをもらいに体育館へ。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

そのあと、海を眺めてみるが、ちょっとうねりがあるなぁ

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

トランジションに戻って、
バイクのチェック、トランジションの準備をしていると、
「スイム中止、バイクスタート7時」のアナウンス。
スイム3.8km⇒バイク190km⇒ラン42.2kmのトライアスロンが
バイク190km⇒ラン42.2kmのデュアスロンに変更になる、ということ。

残念!と思いつつも、
これで時間内完走は確実!
とおもった。2年前も台風の影響で、スイムが短くなったことを
思いだした。

スイムがなくなり、スタート時間が1時間遅くなったので、
しばしのんびり。

バイクスタートの7時が近づくと、
選手はみな自分のトランジションのラックにかかっている自転車の前に
待機。

レースナンバーの若い順に、3人ずつ、5秒間隔でスタートする。

7時に先頭がスタート。

なんか、いつものスイムのスタートと違って緊張感がない。

いつもだと、ビーチに列んで、一斉に雄叫びを上げる。
「よっしゃ~!これから15時間30分、島いっぱい使って頑張るぞー!」
バシャバシャと一斉スタート。
(スイムの苦手な人は後ろからゆっくり)

先頭がスタートして15分くらいで、自分のスタート。
「ヨウイ」「ピッ(笛)」
呆気無いスタート。

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スタート直後、リアのホイールがしっかりフレームにはまっていないようで、
タイヤが、フレームをこすっている感があり、すぐさま降りて点検。
あれま、クイックレリースの締めが甘い。
セットしなおして、再スタート。
ちょっとロスしたけど、まあ、前半はゆっくり目で、というイメージなので、
慌てない。

それにしても、他の選手のツッコミ具合が凄い。
スイムがないとはいえ、あんなスピードで飛ばして、と思うが、
いつもスイム・フィニッシュが遅くて、速い選手を見ていないだけか・・・

バイクコースは、佐和田から佐渡ヶ島を時計回りにほぼ海岸線を1周。
190km。景色は最高。雨も殆ど無く、風の影響もあまりない。
気温も低めで、快適!

走り始めてすぐ、イケる感触があったので、
バイク8時間以内、ラン5時間以内、全体で13時間以内を
目標にすることを正式に!決めた。

心拍数120-130、ケイデンス72-88(80±10%)
コレを基準に走ることにしていたので、そのとおりに走る。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

とはいえ、きつい坂になると、そうはいかない。
すぐに心拍計が速いピッチで鳴り始め、
ケイデンスは落ちる。

それでも、Z坂、大野亀の坂は、いつもより楽ちんで上れた。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

島の北側、大佐渡を終えて、両津⇒住吉。ちょうど100kmくらい。
いつもだと、この辺りで強い向かい風を受けるのだが、
今回はそれもあまり感じない。
いい感じ。

スタート直後と、一回チェーンが外れた時以外、バイクから降りることもなく、
順調に進む。

エイド・ステーション、ウォーター・ステーションでは、
いつも「コーラください!!!」

地元の中学生(だと思う)がボトルを渡してくれる。
有り難い。感謝!!

島中で応援してくれる。
じいちゃんばあちゃんから小さいこどもまで。
沿道に腰掛けて、缶を棒で「カンカン」叩きながら、
「ガ・ン・バ・レ~~!」

手を振って
「ありがとう!!」と返す。

バイクが遅いもんだから、レースナンバーから
名前まで調べて呼んでくれたり(苦笑)

ほんと、有り難い。

島の南側、小佐渡。
その南西のはずれまでで160km、小木。
そこからがバイクのメイン・イベント。

「小木の坂」

登りっ鼻がいきなり急。
後だらだらと登る。標高差140m。

でも、今回はこれも比較的余裕を持って登れた。

なかなか!

そして小木の後の最後の坂もクリアして、
下り、平坦、そして真野、佐和田に戻る。

いつもだと、残り10kmくらいがヘロヘロになって
スピードが落ちるのだけれど、
今回は、回転数を維持して、
「ランに繋げる」

どうにか、7時間40分ぐらいで、バイク降車ライン。
フィニッシュ。

実はこのときはじめて時間を見た。
心拍数はチェックしていたが、
タイムは見ないことにしていたので、
予定どおりに走れたことがすごく嬉しかった。

トランジションでは、
シャツとソックスを替えた。
ソックスは5本指に。
ちょっと時間が掛かるが、この方がランで気持ちよく走れるので。

シューズを履き、サンバイザーをして、ボトルをウェストにつけて、
いざスタート、とおもいきや、グローブを外すのを忘れていて、
トランジションに逆戻り、再スタート(^_^;)

15時ちょっと前だったと思う(ここでも時計は見なかった)。
ここからサブ5を狙う、という目標。
走り始めると、さすがに脚はつかれているのは感じた。
でも、思ったよりよく動くとも。

なので、キロ7分のイメージで、ペースを維持しようと決めた。

走り始めこそ、リズムが戻らなかったが、
最初のラン・エイドである、八幡に着く頃には、
それなりに走れる感じが戻ってきていた。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

コーラを補給して、早々に走り始める。
ランでも心拍数は120-130を維持。

エイドについて水分を補給したりしていると、心拍数が下がる。
再び走り始めて、すぐに120になるように頑張る。

あとは、その心拍数を維持。

ランコースは、それなりにアップダウンがあるが、
それでも、120-130で走るように心がける。
上りで130を超えるのを調整するより、
下りで120を下回らないようにするほうがキツいと感じた。

ペースは、感覚で、キロ7分弱。エイドで1分位時間を使う。
そんな感じで走る。

最初のエイド、八幡を超えた時点で、昨年のリベンジ達成。
昨年は、ココで時間オーバー、DNFでした。

途中、畑野のエイド(10km)で、トイレに入った。すぐ復帰。

しっかり走れるのがとても嬉しく、たのしい。

第1折り返し点の金井のエイド(17.7km)は3年前にリタイアしたところ。
ココもクリア。

引き続きペースを維持して迎えた中間点(21.1km)。
ここで、ランスタートしてからはじめて時計を見た。

ラン 2時間29分30秒。

え?

ちゃんと、キッチリ、キロ7分のペースを維持して来ている。

ちょっと、驚いた。
感覚では、もう少しかかっていると思っていたから。

と、同時に、可能性が見えてきた。

「ここからもキロ6分30秒~7分のペースで、しっかり走れば、
 サブ5を達成できる」

幸いなことに、
ランスタートした時6km位先を走っていた仲間(寺澤さん)に
だいぶ追いついた。

ペースを維持して、追いつけるようにがんばろう。

俄然、気合が入って、それまで以上にしっかり前を見て走る。

神社前のT字路のところにマッチ(近藤真彦)がいて、
ハイタッチ。ははは、なんとなくうれしい。彼とは同い年。

第2折り返し点の潟上のエイド(25.6km)の手前で寺澤さんと
すれ違ったときに、距離を測ると、差は2km弱くらいか。

もうだいぶ暗くなってきて、反射タスキやら、発光リングやらを
渡される。
いつもより明るいうちに距離を稼げているのがうれしい!!

寺澤さんには一旦、どこだったかのエイドで追いつきかけたが、
逃げられてしまったので、また追う形になった。

キロ6分半のペース、確かに楽じゃあない。
先を考えると、続けられなくなりそうに感じることも。
そんな時、どう対応するといいか。

今回は、それを学んだ。

さきのことを考えても意味が無い。
過去のことを思っても意味が無い。
今、この一歩に集中する。
今この一歩をキロ6分30秒のペースで走る一歩にすること。
それだけを考え、それだけをやる。

一歩ずつ全力。一歩ずつ集中。

心拍数120-130を維持しながら。

できた。出来る。

走りきれる。

残りの距離が短くなるに従って、
うれしい反面、
もうちょっとで終わりか・・・なんかもっと走っていたいなぁ

最後のエイドである八幡(38.5km)に戻ってきて、
残り3.7km
サブ5ギリギリとの感覚はあったが、走りきれるとも感じて、
家族と応援してくれている仲間に電話した。
「あと30分くらいでフィニッシュ出来る」
(ネットでフィニッシュシーンがリアルタイムで中継されるので)

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

そのあとは、また懸命に走った。
寺澤さんにもしっかり追いついた。
(最後またダッシュされて離されたけど)

キロ6分くらいでは走っていたと思う。

のこり1km、商店街に入って、沢山の声援!
「おかえりなさ~い。すごーい!」

ありがとう!
ヤッタ~、帰ってきた。

トランジション入り口手前で、千葉の審判仲間に、
「あれ、オダさん、足取りかるいじゃん!」と。

最後、前後の走者との間隔を確認、しっかり開いているので、
ゆっくり味わいながらフィニッシュ。

フィニッシュテープのところで、前後の写真をとってもらう。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

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無事完走!
よかった~。
楽しかった~。

完走メダルを首に、フィニッシャータオルを肩にかけてもらう。
アンクルバンドを外して返却。
フィニッシャーポロシャツをもらって、
ほんのちょっと前に入った寺澤さんと握手!

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

ここで、時計を止めていないことに気づき止める。
が、正確なタイムはわからず。

コーラやスポーツドリンクを沢山飲んで、
「ふ~、終わった。終わっちゃった。」

20時。
トランジションに戻って、片付け。
いつもより1時間半近く早くフィニッシュ。
まだまだ、沢山のアスリートが、続々と戻ってくる。

「まだ、たくさんバイクが残っている」
のが、ちょっと嬉しかった。

先にBタイプでフィニッシュしてホテルに戻っていた仲間や
大会期間中ずっと献身的なサポートをしていただいた仲間が
車で迎えに来てくれた。

ホテルに戻って、
風呂に入って、
遅い夕食をとって、
それから、部屋で完走お祝い。
佐渡の日本酒を飲んだ。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

安堵感、達成感、充実感、自信、よろこび。

夜12時ごろに布団に横になったが、
身体がまだ興奮しているのか、なかなか寝付けなかった。
でも、まあ、それも楽しい。

翌朝、6時過ぎに露天風呂に入って海を見ていた。
穏やか。でも雨が降っている。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

朝食をとって、帰る支度をして、バイクを車に積ませていただいて、
ホテルを出て、大会会場へ。

リザルトの冊子ができていたので、
早速もらって自分のタイムを確認。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

な、なんと、サブ5達成!

総合 12時間43分09秒
バイク 7時間43分13秒
ラン  4時間59分56秒

よく走ったな~(^^)v

閉会式・表彰式をやっている。
仲間の女性が年代別優勝で、舞台に上がる。
写真を撮りに舞台下へ。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

今回のレースを振り返って見ると、


心拍数120-130
バイクのケイデンス80±10%


競技を通してこれを維持できた。

その結果、


バイク8時間以内
ラン5時間以内
トータル13時間以内


を達成した。

よく頑張りました。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

※ もう一枚 写真がこの下に!↓

■■■■■■□ おしらせ ■□□□□□□

《初中級者のためのジョギング・ランニングセミナー》

日 時: 2013年9月21日(土)

 ベーシック:10時00分~12時00分
 アドバンス:13時30分~15時30分

場 所:夢の島公園および
     夢の島・BumB東京スポーツ文化館

   東京都江東区夢の島二丁目1番3号
    『新木場駅』
    (東京メトロ有楽町線/JR京葉線/りんかい線)下車、徒歩10分

    http://www.ys-tokyobay.co.jp/

    アクセス⇒ http://www.ys-tokyobay.co.jp/koutsu.html

内 容:

 午前:ベーシック

  ・屋内のみで実施します
  ・効率的なフォームで走るために必要な準備運動
  ・基本の立ち方・歩き方・走り方
  ・シューズを脱いでフォームチェック

 午後:アドバンス

  ・まず室内で準備した後、外に出ます。
  ・ウォームアップ
  ・シューズの履き方
  ・実際に外を歩いてみる、走ってみる
  ・クールダウン

服 装:歩いたり走ったり出来る服装
    シューズは午前のみの参加者も持ってきてください。
    午後(アドバンス)は外で走ります。
    更衣スペースは確保します。
    シャワーはあります。(有料)

雨天の場合:
    午前は室内で実施しますので天候にかかわらず実施します。
    午後は、参加自由で室内でやります。
    内容は、
    ・エクササイズのおさらい。
    ・シューズの選び方、履き方。
    ・シューズによるランニング診断。
    ・ウォームアップ、クールダウンの実際。
    ・膝や腰などの痛み、故障への対応方法。
    ・レースに実際出るにあたっての注意点
    ・そのほか、個別の質問、課題をテーマにします。
    当日キャンセルも可です。携帯に連絡ください。返金します。

参加料:

 午前(ベーシック)のみ参加、または午後(アドバンス)のみ参加
    事前振込 2,500円 / 当日会場払 3,000円
    (再受講は事前振込/当日会場払とも2,000円)

 午前・午後を通しで参加
    事前振込 4,500円 / 当日会場払 5,000円
    (再受講は事前振込/当日会場払とも4,000円)

参加者:午前:限定8名様まで
    午後:限定12名様まで

■■申し込み

 ・Web ⇒ http://p.tl/2gjF
 または、
 ・Web ⇒ http://03auto.biz/clk/archives/tfwpds.html

 ・メールで「意思表明」⇒ hideoda@cfaj.biz

 どちらでもOKです!

 ※申し込みをいただいた方に、会場の詳細案内、参加料の
  振込口座などをご連絡いたします。

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【編集後記】

今年の佐渡のレース中でとても嬉しかったこと。

沿道で応援してくれている女性から、

「ありがとう!元気をくれて!」

って言われたこと。

嬉しかった、とってもエネルギーをもらえた。

素敵なステージで走れてシ・ア・ワ・セでした。
たくさんの応援、本当にありがとうございました。

【報告】2013佐渡国際トライアスロンAタイプ

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

では!

さ、一緒に、走りに行こッ!
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