第7回湧別原野オホーツク100kmクロスカントリースキー大会 - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN

楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」

こんにちは、

楽ランコーチ 小田英男です。

ウォーキング、ジョギング、ランニング!
楽しんでいますか?

「レースの記録&レースの記憶」

(泳いで、漕いで、走って、泣いて。成功失敗盛りだくさん)

社会人になって始めた、
トライアスロンやマラソン、
ウルトラマラソン、トレイルランニングなどなど、
いろいろレースに出てきました。
その記録と記憶を記していこうと思います。

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   レースの記録&レースの記憶

   その010

■:第7回湧別原野オホーツク100kmクロスカントリースキー大会
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

い つ:1992(平成4)年2月23日(日)

どこで:天狗平(北大雪スキー場)~白滝~丸瀬布~遠軽~上湧別~中湧別
    (北海道遠軽町・湧別町)

どんな:クロスカントリースキー(85km)

きろく:レースナンバー:不明
    9時間41分42秒
    

きおく:

2週間前の札幌国際スキーマラソン50kmで、30kmしか走れなかったにも
関わらず、湧別原野クロスカントリースキー大会に出るという無謀のような
挑戦です。

このレースは、旧白滝村の北大雪スキー場から、湧別川に沿ってひたすら下
って中湧別まで行く、というレースです。
レースタイトルの100km部門はリレーなので、個人は85km。この85km
というのは、国内クロスカントリースキーレースの最長です。

湧別川の上流から下っていくという、基本的には、「上」から「下」へ。
スキーで滑るのですから、勝手に、とまでは行かなくても、
まあそんなに、、、と思っていました。

が。。。

前日に白滝に入って、初対面だけどレースを走る同士で宿泊。
毎度のレース用の宿泊ですので、すし詰め状態。まあしょうがない。
最低限のスペースは確保できるのでよしとしましょう。

クロスカントリースキーなので、雪質に合わせてワックスを塗る、
というのがあたりまえなのですが、何せコチラは超初心者。
周りを伺ったり、初心者らしき人に混じって、一緒にあーだコーダ。
適切ではなくテキトーに塗っておく。

翌朝。朝は早め。
食事をして、レースウェアに着替える。

バスでスタート地点の北大雪スキー場までバスで移動。

7時30分のスタートに向けて、外にでる。

寒い。

それでも調べてみると、その日は白滝でマイナス10℃程度。
前日はマイナス20℃だったとか。

とにかく、スタート地点についたら、あとはなるべく早く走り出したい。

スタート

チンタラチンタラ進んでいきます。
遅いのは自覚しているので、ほかの人になるべく迷惑にならないように。

基本「下り」ではあるが、山の中なので、当然アップダウンがある。
それも初心者にすると、とてもキツイのぼりが。

ヒーヒー言いながら上っては、転びながら下る。
はっきり言って、「走るほうが楽」です。

それでも、頑張って前に進む。

スキーが滑らない。
ワックスが駄目なの?いえいえ元の技術が、、、

それでも、だんだん慣れてくる。

コースも緩やかになってくると、
スキーを滑らしながら、前に進める。

「平地、やや下り」は快適。

クロスカントリースキーはほんと、全身を使う。
足で蹴るし、ストックでも推進力を得る。

今考えると、もう少し効率的に走れるような気がする。
今ランニングでは、「足で蹴ることにほとんどなく力を使わない」感覚で
走れているので、それと同じようにできるかな、と思う。
(機会を作ってやってみよう)

さて、全身全力で走っているので、当然疲れてくる。
中間付近で、もう蹴りも弱くなるし、ストックも使えていない。
トボトボ歩く感じ。

途中のエイドがとても楽しみ、
というかそれだけを目指して、ひたすら前に進む。

エイドには、水、スポーツドリンク、バナナ。
たまに暖かいお茶や味噌汁もあったりする。
暖かい飲みものは「凄く嬉しい」

中間点を越えると、残りの距離が少なくなってくるのがヨロコビ。

あと40km、あと30km、あと20km、あと10km。

腕の力がなくなって、ストックを脇に抱え込んだまま、
ステップだけで進むなんて、情けないところもあったが、
どうにか中湧別までたどり着く。

日が沈んできて、暗くなってくる。
最後のところ、五鹿山のフィニッシュに向かって、
なんと「かがり火」がコースの両側に灯っているのである。

幻想的。

空は雲が立ち込めてどんより暗い。

雪だらけ、寒い、人もほとんどいない。

自分のストックが雪をつかむ音、
スキーが滑る音。
自分の呼吸の音。
そして、風の音。それだけ。

「音のない」音。

でも、コースの両側にかがり火が炎色にゆらりゆらり。

とっても暖かな気持ちになる。

わ~、ファンタスティック。

速い人はこの「かがり火」が点く前にフィニッシュしてしまう。

こればっかりは遅い人の勝ちなのである。

すっかり気分をよくしながらフィニッシュ。
9時間41分42秒。

よくぞまあ、85kmも走りきりました。

われながら

やった!!!

感謝感謝感謝です。
今日も一日、楽しませていただきました。
ありがとうございました。

たしか、このあとすぐ、着替えもそこそこに
バスに乗り込んで、札幌に向かったような記憶が、、、
すごいなぁ~。

第7回湧別原野オホーツク100kmクロスカントリースキー大会

第7回湧別原野オホーツク100kmクロスカントリースキー大会

<参考>

http://www.geocities.jp/sherpa1839/xc100.html

それでは!

ウォーキング、ランニングに繰り出そう!!
そして、レースにエントリーしてみよう!!!

「走れる!!」ライフスタイルの実現をサポートする
 プロフェッショナル・ランニング・コーチ
 小田英男

でした!!

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