脳を活性化する運動【特別講義】 - 楽に走れる｢立ち方･歩き方･走り方｣ - Coaching for Athletes JAPAN

2011年4月23日 2011年4月23日

desk@toiee.jp

脳の活性化と運動の関係について考えてみましょう。

脳を活性化する方法について、インターネットで検索してみると、それこそ沢山出てきます。

「睡眠をとる」「栄養を摂る」「人付き合いする」「歌を歌う」「瞑想する」「笑う」「楽器を演奏する」「運動する」・・・
いろいろあります。

お勧めは？

脳の活性を上げるには、脳をベストの状態にしてあげることが大切。

では、脳にとってベストの状態とはどんな状態でしょう。

それは、「血液が盛んに供給されている状態」

血液によって、酸素とエネルギーが供給され、老廃物が取り除かれ運び出されます。
なので、「血液が盛んに供給されている状態」がベストな状態。

血液の循環をよくするには、「運動」です。
歌を歌ったり、笑ったり、楽器を演奏したりしても、心拍数は上がりますが、
より直接的なのは、「運動する」です。

脳を活性化するために一番お勧めするのは、運動すること。

脳を活性化するには、
「血液が盛んに供給されている状態」のもとに、

・エネルギーも不足なく供給されている
・ストレスがない（少ない）

ことも必要です。

この状況が作り出せれば、「脳の活性は間違いなく飛躍的に高まる」

ただ、ここで、ちょっと問題が、、、、

脳のエネルギーは糖質。
運動のエネルギーは糖質と脂肪ですが、
運動習慣のない人は、脂肪をうまく使うことができない。
したがって、運動習慣がない人にとっては、
運動することによって、かえって脳が使える糖質が減り、
脳の活性が下がる。

また、運動習慣がないと、運動それ自体がストレス。

普段運動していない人が、いきなり運動をして
となると、すぐに「脳の活性を上げる」のは難しい。

とはいえ、では苦しい運動を継続しなければ「脳の活性」は
上げられないのか、というと、そんなことはない。

スタートはウォーキングで十分。
運動習慣がついて、
身体の脂肪を効率的に燃やすことができるようになれば、
「脳の活性」は高まる。

野球、サッカー、テニス、ヨガ、水泳、自転車、ウォーキング、ランニング、、、
いろいろな運動がある中で、「脳の活性化」にこれから取り組むのであれば、
まず「ウォーキングとランニング」から始めるのがよいと思う。

なぜかというと、
・手軽に始められる
・運動の強度（負荷）をコントロールしやすい
から。

ゆっくりのウォーキングからはじめ、継続する。
徐々に運動負荷を上げてあげて、やがて走れるようになる。
その頃には「脳の活性」も十分上がっているはず。

脳の活性化と運動との関係についてまとめると、

◆脳を活性化するためには、運動をするのがよい
◆条件・環境が整えば「脳の活性は間違いなく飛躍的に高まる」
◆その環境・条件とは
　　・脳に血液が盛んに供給されている状態
　　・エネルギーも不足なく供給されている
　　・ストレスがない（少ない）
◆その条件・環境を作り出すには、運動習慣が必要
◆「ウォーキングとランニング」から始めるのがよい

是非あなた自身のライフサイクルに合う形で運動を継続していただき、
あなたらしい素敵な人生を送っていただけたらと思います。

もし、わからないことや、個別の相談がありましたら、
コチラまで、お気軽にどうぞ！

では。

「走れる！！」ライフスタイルの実現をサポートする
　プロフェッショナル・ランニング・コーチ
　小田英男

でした！！

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