第9回全日本トライアスロン皆生大会(中編) - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN
楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」
こんにちは、
楽ランコーチ 小田英男です。
ウォーキング、ジョギング、ランニング!
楽しんでいますか?
「レースの記録&レースの記憶」
(泳いで、漕いで、走って、泣いて。成功失敗盛りだくさん)
社会人になって始めた、
トライアスロンやマラソン、
ウルトラマラソン、トレイルランニングなどなど、
いろいろレースに出てきました。
その記録と記憶を記していこうと思います。
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レースの記録&レースの記憶
その003
■:第9回全日本トライアスロン皆生大会(中編)
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い つ:1989(平成元)年7月23日(日)
どこで:SWIM:皆生温泉海岸
BIKE:米子~大山山麓~米子
R U N:米子~境港~米子 (鳥取県)
どんな:トライアスロン
(Swim 3.0km + Bike 135km + Run42.2km)
きろく:レースナンバー:335
12時間40分19秒 総合276位
(完走401名)
きおく:
前編は、レース前日までの話でした。
さて、レース当日は、朝4時起き。
結構しっかり寝れました。
と、書きたいところですが、
なかなか寝付けなくて。
なんせ、初めてのレースなので、
どうなるかわからない。
本当に泳ぎきれるのだろうか?
大山の山の中、漕ぎ切れるのだろうか?
境港までの弓ヶ浜の往復、走り切れるのだろうか?
自慢じゃないが、フルマラソンさえ走ったことないのだ。
不安がないわけない。
敵の実態がつかめないほど、不安なものはない。
でも、まあ、そんな不安、緊張は、久しぶりでした。
なかなかないです。
そんなこんなで、ようやくというか、あっという間にというか
朝4時になったので、起きてトイレに行って顔を洗って。
早速食事です。
ここで食べれるだけ食べておきます。
ご飯が主体。味噌汁と干物。
あと、水分も補給。
食べ終わったら、すぐ会場まで移動。
会場についたら、最終のエントリー。
ボディーマーキングをしてもらって、
自分のトランジションに戻る。
バイクの空気をチェックしたり、着替えをセットしたり、
アップのために、走ったり、ストレッチしたり。
あとは、ワセリンを身体に塗ったり、水飲んだり。
ノースリーブのウェットスーツを下半身のところまで着る。
じわじわ緊張感が高まってくる。
周囲のざわめき、同じレースを泳ぎ、漕ぎ、走る同士の動き。
スイム会場へ誘導するアナウンス。
スイムキャップとゴーグルをもって波打ち際へ。
水に入って、軽く泳いでみる。
べたなぎでまったく波がない。
ウェットスーツの浮力で、楽々泳げる。よしよし。
一旦水から上がって、開会式。
MCの掛け声で、雄たけびを上げて、カウントダウン。
いよいよスタートだ。
長い一日が始まる。すごいプレッシャー。
重たい感じ。
7時。
フッと時間が止まって、
「プォ~~~~ン」スタートフォンの音。
バタバタと水の中へと入っていく。
自分はゆっくり後ろから。
バトルを避けつつ前に前に泳ぎ始める。
わー、始まっちゃった。
でも泳ぎ出すと、もう、プレッシャーも糞もない。
自分の泳ぎのペースを探る。
楽に楽に。
スイムは3km。
沖に400mほど出たら、左に折れる。
岸に平行に泳ぐ。
遥かかなたの目印のアドバルーン、折り返し点。
そこを回って戻ってくる。
波がないので、楽に泳げる。
自分と同じようなペースの人と抜いたり抜かれたり。
不純なこと、ややこしいことは考えられない。
シンプルに、前に進むことだけを考えて、
腕を回す。
足はほとんど使わず。
1500mほど泳ぐと、力が抜けて、いい感じ。
あと半分。
頑張れ頑張れ。
スイムフィニッシュのゲート付近から、
大きな音が聞こえてくる。
水から上がった選手のナンバーや名前を叫んでいるのだ。
一人で泳ぐのは心細いが、
皆がフィニッシュに向かって進んでいく、
その中にいるのは、なんかとてもうれしい。
スイムフィニッシュが大きくなってきた。
手がかけなくなるまで泳ぐ。
立ち上がる。
やった。とりあえずスイム3km終わり。
トコトコ、ウェットスーツを脱ぎ、
シャワーを浴びて、しょっぱい顔を洗って、
バイクの置いてあるトランジションへと向かう。
ウェットスーツの下には、既にバイクで着るシャツと
バイクパンツを着ている。
タオルで足を拭いて、ソックス、バイクシューズを履く。
水分、エネルギー系のサプリ摂る。
サングラスを掛けて、グローブをして、ヘルメットを被る。
ヘルメットのストラップをはめてから、バイクをラックからはずす。
バイクスタートのラインまで、バイクを押していく。
さあいよいよバイク135kmのスタートだ。
<次回に続く>
参考:全日本トライアスロン皆生大会
http://www.kaike-triathlon.com/index.html
それでは!
ウォーキング、ランニングに繰り出そう!!
そして、レースにエントリーしてみよう!!!
楽ランコーチ 小田英男 でした!!