第9回全日本トライアスロン皆生大会(前編) - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN

楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」

こんにちは、

楽ランコーチ 小田英男です。

ウォーキング、ジョギング、ランニング!
楽しんでいますか?

「レースの記録&レースの記憶」

(泳いで、漕いで、走って、泣いて。成功失敗盛りだくさん)

社会人になって始めた、
トライアスロンやマラソン、
ウルトラマラソン、トレイルランニングなどなど、
いろいろレースに出てきました。
その記録と記憶を記していこうと思います。

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   レースの記録&レースの記憶

   その003

■:第9回全日本トライアスロン皆生大会
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い つ:1989(平成元)年7月23日(日)

どこで:SWIM:皆生温泉海岸
    BIKE:米子~大山山麓~米子
    R U N:米子~境港~米子   (鳥取県)

どんな:トライアスロン
    (Swim 3.0km + Bike 135km + Run42.2km)

きろく:レースナンバー:335
    12時間40分19秒 総合276位
           (完走401名)

きおく:

小田にとって最初のトライアスロン。
それが、日本トライアスロンの元祖の大会である
「第9回全日本トライアスロン皆生大会」
でした。

いわゆるロングディスタンスのトライアスロン。
これがデビューレースなのですから、
われながら凄いというか、無鉄砲というか。

でも、出場にいたる経緯は?、というと、

当時は日本トライアスロンの第一次ブームの始まりの頃で、
小田もそのブームに乗せられてトライアスロンを始めるのですが、
この皆生大会は、人気も高く、エントリーしてもなかなか出場資格を取れない。
そのころ四国・高松に住んでいた小田は、
高松・サイクルショップ シナノのアンちゃん(信濃照久さん)に
「小田、どうせ通れへんから、エントリーだけでもしとけ!!」
と言われ、気楽に申し込んだ。

今はどうなっているのかわかりませんが、
当時の選考の方法は、大まかに各都道府県の枠数があり、その枠数内で、
過去の皆生大会参加状況、実力(他レースでの成績)で大方が決まり、
香川県では、あと1枠が抽選だった、というようなことを
聞いたことがあります。

小田は初心者、初レースですから、実力もへったくりもありません。
当然抽選なのですが、仲間も沢山申し込んでいる。

1枠ですから、まず当たらないだろうと高をくくっていたら、
当たってしまったんです。

(香川県からは3名が出場しました)

さあ、大変です。

Swim 3.0km + Bike 135km + Run42.2km のトータル180kmを
一日に一人でこなさなければならないのですから。

さらに、もし、小田が完走できないと、来年の皆生大会に香川から
参加できる枠数はマイナス1となる、と脅かされもしました。
「自分のせいで参加枠が減ってしまうのも申し訳ないなぁ」

たしか出場資格決定通知を5月ごろに受け取ったと思いますが、
そこから、必死にトレーニングしました。

毎朝、峰山公園(石清尾山233mの頂上)まで走った。
週3日はスポーツクラブへ通い、軽めのウェイトトレーニング、
エアロバイク、スイム1500m。
週末には、バイクのロングライド。

大学時代は体育会でバレーボールをやっていましたが、
仕事をやりながら、それに匹敵する、いや、それ以上の練習量でした。
大変でしたが、楽しかった。
だって、身体がどんどん変わっていくんだから。
動けるようになっていく。泳げるし、漕げるし、走れるし!
「モガキながらも前に進んでいるかんじ」

困ったことが一点。
ウェットスーツ。

当時、サーフィンやスキューバダイビング用のウェットスーツは、
それなりに出回っていましたが、
スイム用のウェットスーツとなると、
なかなかない。
オーダーしても時間がかかる。

レース1ヶ月くらい前になって、気づき、
慌てて、手配しようとしたのだが、間に合わない。

シナノのアンちゃんに相談したら、お店を教えてくれた。
そのお店に行ったら、
店に1本だけ吊るしてあったサンプルが身体にほぼぴったり。
それを譲ってもらうことになりました。

ちょっとだけファスナーを調整してもらって、
どうにか、前哨戦、先に書いた皆生2週間前の
「由岐ごっついマンレース(アクアスロン)」に
間に合った。よかったよかった。

レース前々日の7月21日に現地入り。

高松から、レース会場の鳥取県米子市へは、JRの電車で。
自転車はたたんで輪行。
ほかにもウェットスーツ、ヘルメット、バイクシューズ、
ランシューズなどなど、荷物も多いが、
一人で背負って、担いで持っていく。

米子駅から、宿泊の民宿へ。

翌日(レース前日)は、
主催者が用意したバスにのって、バイクコースの下見。
選手登録。
そして、開会式。

高石ともやさんが、歌いながら、レースのポイントを話したり、
選手を激励したり。

そして、競技説明。

ほんとに走るんだなぁという気になってくる。
なんだかわからないが、緊張してきた。

民宿に戻って、ウェアの準備。
ウェアの前後と左脇にレースナンバーを縫い付ける。
安全ピンがついているが、長時間のレースでは、
安全ピンが錆びる。なので、縫い付けるのだ。

縫いつけながら、また緊張感が高まってくる。

水を少しずつ飲みながら(ウォーターローディング)
準備を進める。

自転車やヘルメットにレースナンバーのシールを貼る。
バイクボトルに入れる、水やスポーツドリンクを準備。
ゴーグルや携帯食、ランシューズなどなど、
一通りチェックして、朝起きてからの行動を
リハーサルして、トラバックに詰めたり、
枕元においたり。

早めに、寝よう。レースは7時スタートだから、
3時間前の4時に起床するのだ。

第9回全日本トライアスロン皆生大会(前編)

次回に続く

参考:全日本トライアスロン皆生大会
    http://www.kaike-triathlon.com/index.html

それでは!

ウォーキング、ランニングに繰り出そう!!

そして、レースにエントリーしてみよう!!!

楽ランコーチ 小田英男 でした!!

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