カーボローディング-マラソンレース前後の食事03 - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN
楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」
こんにちは、
楽ランコーチ 小田英男です。
ウォーキング、ジョギング、ランニング!
楽しんでいますか?
前回にひき続き
Q レース前日の夜、どんなものを食べますか?
についての考察です。
そりゃ~、パワーつけなきゃ!!
焼肉とか、ステーキとか、とんかつとか。
ご飯も沢山食べるよ!!
>そんなに食べて大丈夫?
いやいや、せっかくだし。
ビールも飲んじゃえ!!
レース前は、カーボローディングでしょ!
炭水化物を沢山とります。
>炭水化物って、具体的には?
スパゲティとかピラフとか、、、
消化のいいものを腹八分目くらいかな。
>消化のいいものって?
まあ、油で揚げたものをあまり沢山
食べないとか。
でも、あまり神経質にならずに、
バランスよくってところです。
とあったときに、小田は、
レースの目的によって、
Aさんにも、Bさんにも、Cさんにもなります。
その具体的な対応方法です。
今日はパターンの場合。
◇昔ながらのトライアスロンのカーボパーティ、
みたいなところに出ると、Bさんパターン。
何しろ、パスタ、ピラフ、カレーライス、パン、、、
炭水化物が多い。(ほかが少ない、、、)
成り行き、そうなります。
確かに、すぐにエネルギーに変わる炭水化物(糖質)
は必要ですので、ありがたくいただきます。
(脂肪を効率よく燃焼させるためにも糖質は必要です)
カーボローディングについては諸説いろいろありますが、
小田は、あまり極端な方法は好まないです。
なぜかというと、レースが全てではないからです。
レースのための生活、ではなくて
普段の生活の中にレースがある、だからです。
なので、レースだからといって極端に普段と変える
ということはしません。
また一般に、糖質を取れば取るほどよいというわけでは
ありませんし、たとえ2~3日間でも、糖質だけとって
他の栄養素はとらない、というのもどうかと思います。
それに、糖質を過剰摂取すると、下痢になったりしますしね。
パーティであれば、糖質以外のものも、出ています。
糖質を多めに、でもバランスよく、が基本です。
イメージ的には、糖質を多めにしても、
■ 糖質:たんぱく質:脂肪=70:15:15
くらいです。
ちなみに、
▲ 長時間のレースを快適に走るため、という観点で、
『糖質を補給する』
ということを考えると、
前日まで、というのも大事ですが、
それ以上に、当日、
特にレース中というのも大事です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
「糖質が枯渇する前に補給する」
ウェストポーチに、ブドウ糖のタブレットや、
エネルギーゼリーを入れて走り、
レース中こまめに補給する。
(この方法等については、また別途)
食事・栄養補給ってけっこう難しいです。
あすは、パターンの対応法です。
それでは!
楽ランコーチ 小田英男 でした!!