股関節の外側-股関節の柔軟性06 - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN
楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」
Merry Christmas!!
楽ランコーチ 小田英男です。
ウォーキングやジョギング、ランニング楽しんでますか?
■ちょっとお知らせです!!
楽らんコーチ小田が、
2011年3月26日(土)江ノ島にて
JCAK日本コーチ協会神奈川チャプターのイベントで
「立ち方・歩き方」のセミナー&エクササイズをやります。
立ち方、歩き方の基礎をやって、
癒しのスポット「江ノ島」を歩いてみる!!!
詳細はJCAKのウェブサイト:
http://www.jcak.net/modules/eguide/event.php?eid=112
さて、
引き続き「股関節の柔軟性」について。
前回から、
股関節と太ももの外側をつないでいる筋肉について
扱っています。
その前回で、まず、現状把握をお願いしました。
ヨコ向きに寝ます。
下になるほうの腕は、まっすぐ頭方向に伸ばし、
頭はその腕に乗せてください。
上になるほうの腕は、前方向に出して、
身体がしっかり垂直に保てるようにします。
下になっている脚の膝を少し曲げて、前に出します。
その膝の後に、上の脚を押し込むようにして置きます。
このポジションが取れますか?
上の脚(右脚)の膝の内側が、強く力を入れなくても床につきますか?
これを確認してください!! とお願いしました。
いかがでしたか?
このポジションが取れないと、膝の外側や膝のちょっと上の外側を
痛める可能性があります。
また、坐骨神経痛の原因になることがあります。
で、今回は、その「股関節と太ももの外側をつないでいる筋肉」の
柔軟性を高めるための、ストレッチングです。
全体の流れとして、
①痛みの感じない自然な状態で、かつ伸ばしたい筋肉が
一番伸びているポジションを取る。
(息を吸う)
②その状態で保持しつつ(形として動かさない状態で)
伸ばしたい筋肉を縮めるようにしっかり力を入れる。
(息を吐きながら、力を入れる、6秒から10秒)
③息を吐ききって、脱力。と同時に、伸ばしたい筋肉を
痛みを感じない範囲で少し伸ばす。
(息を吸う)
これを2、3回繰り返す。
(はじめ:①→②→③=①→②→③=①→②→③:終わり)
では、
【股関節柔軟性向上ストレッチ03】
例として、右側のストレッチについて、解説します。
①仰向けにヨコになります。
②左脚の膝を立てます。
③右脚を、左にずらして、
右脚の膝の外側から体側にかけて
自然に伸びるところまで、伸ばします。
④右脚が伸びて体の真ん中の線より、
左に寄った状態になっていますので、
その右膝の右側に、左足を持っていき
右脚が右方向に戻っていかないよう固定します。
この状態から息を吸い込み、スタートです。
⑤息を吐きながら、右脚を右方向に戻すように
しっかり力を入れます。(1回目)
ただし、左足が右脚を固定しているので、動きません。
このまま、6秒から10秒、
息を吐き続けながら、力を出します。
⑥6秒から10秒で、息を吐ききり、脱力します。
⑦と同時に、右足をより左にずらし、
自然に痛みのない範囲でさらに伸ばします。
⑧左足で右脚を固定します。
⑨大きく息を吸い、そして吐きながら、
右脚を右方向に戻すようにしっかり力を入れます。(2回目)
ただし、左足が右脚を固定しているので、動きません。
このまま、6秒から10秒、息を吐き続けながら、力を出します。
⑩6秒から10秒で、息を吐ききり、脱力します。
⑪と同時に、右足をより左にずらし、
自然に痛みのない範囲でさらに伸ばします。
⑫左足で右脚を固定します。
⑬大きく息を吸い、そして吐きながら、
右脚を右方向に戻すようにしっかり力を入れます。(3回目)
ただし、左足が右脚を固定しているので、動きません。
このまま、6秒から10秒、息を吐き続けながら、力を出します。
⑭6秒から10秒で、息を吐ききり、脱力します。
⑮と同時に、右足をより左にずらし、自然に痛みのない
範囲でさらに伸ばします。
以上で、右側終わりです。
同様にして左側もやってみてください。
少しずつ、少しずつ、
痛くない状態を保ちながら伸ばしてください。
痛みを感じると、筋肉は収縮してしまい、
警戒して、伸びようとしなくなってしまいます。
なので、絶対、無理しない、ミエを張らない。
痛みのない状態で伸ばしてください。
※これはストレッチングする際に
絶対守らなければならないことです。
是非、
ゆっくり慌てず、柔軟性を高めていきましょう!!!
もし、やってみたけれどうまくできない、
というような方がいらっしゃいましたら、
是非、コメントに残してください。
それでは!
楽ランコーチ 小田英男 でした!!