股関節の柔軟性03 - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN
楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」
こんにちは、
楽ランコーチ 小田英男です。
ウォーキングやジョギング、ランニング楽しんでますか?
■ちょっとお知らせです!!
楽らんコーチ小田が、
2011年3月26日(土)江ノ島にて
JCAK日本コーチ協会神奈川チャプターのイベントで
「立ち方・歩き方」のセミナー&エクササイズをやります。
立ち方、歩き方の基礎をやって、
癒しのスポット「江ノ島」を歩いてみる!!!
詳細はJCAKのウェブサイト:
http://www.jcak.net/modules/eguide/event.php?eid=112
さて、
前回に引き続き「股関節の柔軟性」について。
前回の【股関節の柔軟性02】で、
股関節をどれくらい動かすことができるといいかという、
おおよその目安を示してみました。
理想的な角度は、
∠A、∠Bはそれぞれ45度から50度、
∠C、∠Dはそれぞれ、90度です。
これくらいの角度まで自然に動かせられればOKです。
この目安は、「歩く」「走る」という目的に限定したものではなく、
普通身体を動かすときに、ストレス無くスムーズに動かすことができる、
高いパフォーマンスを発揮できる、
ための目安です。
どんなスポーツであれ必要となる基礎的な能力ですし、
レベルの高い低いに関係なく、
気持ちよく身体を動かすことができるための基準になります。
ということなので、
左右のバランスよく目安の数値を満たせるように
ストレッチングしていきましょう。
今回も、∠A∠Bを広げるためのストレッチングです。
【股関節柔軟性向上ストレッチ02】
前回同様、
左右の脚の太ももを広げる方向にストレッチしていきます。
ステップとして、
①痛みの感じない自然な状態で、かつ一番広がっている(伸びている)
ポジションを取る。
(息を吸う)
②その状態で保持しつつ(形として動かさない状態で)
伸ばしたい筋肉を縮めるように力を入れる。
(息を吐きながら、力を入れる、6秒から10秒)
③息を吐ききって、脱力。と同時に、伸ばしたい筋肉を
痛みを感じない範囲で少し伸ばす。
これを2、3回繰り返す。
(はじめ:①→②→③=①→②→③=①→②→③:終わり)
最初のポジションの取り方です。
1.膝で床に立つ。
2.膝の間隔を左右に広げ、左右の足裏を合わす。
3.手をついて膝から上の上体を前に倒す。
このときに股関節の開き具合に注意。
痛みを感じない一番伸びている状態=①
これでスタートのポジションが取れました。(上記①)
では、大きく息を吸って、
ここから、
息を吐きながら、自然に伸びている股関節の筋肉を
縮める方向(太ももを閉じる方向)に力を入れる。(②)
6秒から10秒息を吐きながら、力を入れ続ける。
息を吐ききって、脱力。
と、同時に、筋肉を痛みを感じない範囲で伸ばす。(③)
大きく息を吸って、
再び息を吐きながら、力を入れる。(②)
以下、→③→②→③ 終了
※写真では、なかなか「力を入れた」「脱力」というのが分りにくいですね。
すみません。
・・・・
少しずつ、少しずつ、
痛くない状態を保ちながら伸ばしてください。
痛みを感じると、筋肉は収縮してしまい、
警戒して、伸びようとしなくなってしまいます。
なので、絶対、無理しない、ミエを張らない。
痛みのない状態で伸ばしてください。
※これはストレッチングする際に
絶対守らなければならないことです。
是非、
ゆっくり慌てず、柔軟性を高めていきましょう!!!
もし、やってみたけれどうまくできない、
というような方がいらっしゃいましたら、
是非、コメントに残してください。
それでは!
楽ランコーチ 小田英男 でした!!