股関節の柔軟性02 - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN
楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」
こんにちは、
楽ランコーチ 小田英男です。
ウォーキングやジョギング、ランニング楽しんでますか?
さて、「股関節の柔軟性」を進めるにあたり、
前回ちょっと課題をお願いしていました。
(右脚:∠A、左脚:∠B)
(右脚:∠C、左脚:∠D)
この大まかな角度を測ってみてください、とお願いしていました。
どれくらい、動かすことができましたか?
理想的な角度は、
∠A、∠Bはそれぞれ45度から50度、
∠C、∠Dはそれぞれ、90度です。
これくらいの角度まで自然に動かせられればOKです。
柔軟性が足らないようであれば、
少しでも向上するように、ストレッチングをしていきましょう。
柔軟性が向上すれば、
確実にパフォーマンスは向上します。
また、左右で数値が違う場合、
動きのバランスが取れていないと思われます。
やはり、バランスが取れるようにしていきましょう。
具体的なストレッチの方法です。
【股関節柔軟性向上ストレッチ01】
∠A、∠Bを向上させるためのセルフ・ストレッチ1です。
右脚側をストレッチする場合、
右脚を伸ばし、床の上に足をフラットに置きます。
左膝を90度以上深く曲げないように注意しながら、
全体重を左脚にかけます。
右の股関節が自然に、痛みを感じない範囲でほぼ最大限
開いている感じです。
これがスタートのポジションです。
↓
この状態で、右脚を身体の真下にもって来る方向に床面を強く押します。
当然床があるので、脚は動きませんが、その状態で、6秒から10秒、
息を吐きながら、強く押します。
↓
6秒から10秒、強く床面を押したら、脱力します。
↓
と同時に、左膝を少し深く曲げ、右脚を少し広げます。
股関節が少し開く感じです。
このとき、痛みを感じるほど右脚を広げるのはNGです。
痛みを感じると、筋が緊張して収縮してしまい、
そのあと伸ばすことが難しくなってしまいます。
↓
この状態で、また、右脚を身体の真下にもって来る方向に床面を強く押します。
当然床があるので、脚は動きませんが、その状態で、6秒から10秒、
息を吐きながら、強く押します。
↓
と同時に、左膝を少し深く曲げ、右脚を少し広げます。
股関節が少し開く感じです。
↓
また力をいれて
↓
脱力!
というような感じです。
もう一度、まとめると、
①右脚で床を押す
(力を入れるが右脚は動かない、6秒から10秒、息を吐きながら)
↓
脱力と同時に左膝を曲げ、右脚の開脚度合いを少し高める
↓
②右脚で床を押す
(力を入れるが右脚は動かない、6秒から10秒、息を吐きながら)
↓
脱力と同時に左膝を曲げ、右脚の開脚度合いを少し高める
↓
③右脚で床を押す
(力を入れるが右脚は動かない、6秒から10秒、息を吐きながら)
↓
脱力と同時に左膝を曲げ、右脚の開脚度合いを少し高める
これで右側おわり!
同様に、左脚側についても。
絶対守って欲しい事は、
★痛みを感じるほど脚を広げない。
少しずつ、柔軟性を高めていきましょう!!!
次回も、股関節の柔軟性を高めるストレッチングの方法のその2を
お伝えする予定です。
もし、やってみたけれどうまくできない、
というような方がいらっしゃいましたら、
是非、コメントに残してください。
それでは!
楽ランコーチ 小田英男 でした!!