ランニングとヘッドホンステレオ - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN

ヘッドホンステレオを聴きながら走るのが
流行っているようです。

テンポの良い曲を聴きながらだと、
「リズムに合わせてペースがつかめる」

爽快感のある音楽だと、
「気分が楽になる」

ロッキーのテーマが流れると、
「意識を鼓舞できる」

なるほど、一理あります。

でも、小田は、ランニング中に
ヘッドホンステレオは聴かない。

川の流れる音、
魚の跳ねた音、
風の音、

鳥のさえずり、
夏なら、蝉の声、
秋なら、バッタやコオロギの声、

子どもの歓声、
すれ違うランナーの足音、
自転車のチャリンチャリン、

くるまの行きかう音、
クラクション、
どこからか流れてくる音楽
街のざわめき、

こんな素敵なライブをやっているのに、
なんでわざわざ、と思うので。

それに、
耳の中で暴れている音に気をとられると、

周囲に対する聴覚はもちろん、
視覚、嗅覚、味覚、触覚、
そして、感性が、
鈍くなる。

身体との対話、脳との対話、
心との対話がないがしろになる。
受け取れる情報量が極端に減ってしまう。

小田は、走っているとき、

身の回りにあるものを感じたい。

雪が降りそう、
風が変わった、
日差しが暖かい、

あっ、流れ星!
菜の花、桜の花、蓮華の花、
カッコウやキジ、ひばりの鳴き声、

身体と対話したい。

今日は身体が軽い、
そろそろ右ひざが辛がってる、
肩甲骨周りに力がはいっているなぁ

脳や心とやり取りしたい。

走ると思考がポジティブになる、
そうか、そういう見方もできる!
帰ったらあれやらなきゃ!

たとえそれで、
リズムが狂っても、
辛くなったり、
苦しくなっても、

こっちの方がずっと楽しい。

あなたは、どっち派?

せめてお願いだから、自転車に乗るときは、
ヘッドホンステレオははずそう!

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