チャレンジ富士五湖１１２ｋｍ - 楽に走れる｢立ち方･歩き方･走り方｣ - Coaching for Athletes JAPAN
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■■ チャレンジ富士五湖１１２ｋｍ
調子はいかがですか？
日本は、東京は、寒い日が続いていて、
春のはずなのに、冬みたいな陽気です。
4月21日の日曜日はいろいろレースがあったんですね。
でも、どこも厳しい天候だったみたいです。
例えば、長野マラソン。
雪でしたね。川内選手が優勝しましたが、景色は真冬のレースのようでした。
トライアスロン。
宮古島大会があったのですが、海が荒れて、スイムができなかったようですね。
せっかくの沖縄の海なのに、チョット残念ですね。
小田はというと、
チャレンジ富士五湖。
ウルトラマラソンの１１２ｋｍのレースに出ました。
前日夕方は凄い雪だったようです。
先に現地入りしている仲間から、
「雪！ 雪！ 雪！」というメールが送られてきました。
3時間ほど仮眠をとって、21日0時ごろに起きだし、
自宅から車で河口湖に向かいました。
首都高→中央道→河口湖IC
2時間チョット。
途中、ホテルで前泊しているクライアントさん（１００ｋｍ参加）を
ピックアップして会場へ。
道路こそ雪はないけれど、
周りには積もっている。
桜も、咲いている花に雪が乗っかって淡いピンク。
急いでエントリーして、
レースナンバーをウェアと、背負って走るリュックにつけて、
4時30分。まだ真っ暗の中をスタート。
みぞれ混じりの雨が激しく降っていて、
気温も1、２度くらいかな。さむいさむい。
もうそこからは淡々と。
富士北麓公園から坂を下って、忍野八海を抜けて、山中湖を１周。
再び忍野八海。
キロ７分くらいのペースで３０ｋｍまで。
ココらへんまではまずまずでしたが、
そこから先は、脚も動かなくなってくる。
ペースがジリジリ落ちてくる。
完全な練習不足。
富士急ハイランドのヨコを抜けて
河口湖大橋をわたって、トボトボ走る。
河口湖から西湖に向かう坂の途中で、
大きなエイドの西浜小中学校。
ここで５０ｋｍちょっと。
西湖を抜けて、精進湖そして本栖湖についた時には、
もうへろへろでした。（約７０ｋｍ）
すでに９時間ちょっとかかっていて、
この先フルマラソン１本を５時間３０分でというところ。
寒いし、脚も重くて動かないし、、、、
いつもなら楽勝なのですが、
ここでリタイアしてしまいました。（あ～くやし！）
完全に練習不足、走り込み不足、走る距離が足りませんでした。
でも、その割には、悪い条件の割りには、とても頑張れました。
１０日ほど前にあった膝の痛みも無くなっていた。
可能性、方向性が見えた。
やってきていることに間違いはないと感じました。
１９時の最終フィニッシュ。
仲間の２人が１００ｋｍを走り終えて戻って来ました。
すばらしい！！
戻ってくるランナーを声援をしながら、
次回は必ず、と強く思いました。
で、ね。
こういった長時間、長距離のレースってね。
スタートラインにちゃんと立って、走りだすこと、
それ自体がすごく尊いことなんだな、って思いました。
そんな簡単にはフィニッシュできないんですね。
（出来る人もたくさんいると思いますが）
だけど、それに向けて練習して、
万全だか、不安いっぱいだかわからないけれど、
でも、ちゃんとスタートの場にいる。
それがとても大事だ、と。
スタートしちゃえば
あとはオプション。
いっぱい色々なことが学べます。
動きながら、自分で体験しながら本当に学べます。
土砂降りの雨をどうやって楽しむか、だとか、
雲に隠れた富士山に出ておいでって話しかけるとどうなるか、だとか、
情けない自分をどうやって鼓舞するか、だとか、
疲れてきて歩くのがやっとの時に何があると走り出せるか、だとか、
・・・
学べます。
本当に学べます。
そんな学び、１つ。
こんなレースの時に、
いつも以上のパフォーマンスを発揮するコツをお教えしましょう。
それはね、
大きな声で「ありがとう！」って言いながら走る。
今回も雨、雪、寒い、そんな中で沢山のスタッフやボランティアが、
レースを支えてくださっていました。
コースの誘導をしたり、エイドで水を配ったり、、、
「ありがとう！」って言いながら走ります。
ホントたくさんの人が応援してくれました。
「ありがとう！」って言いながら走ります。
空があって、雲があって、雪や雨が降って、風が吹いて、
木々があって、湖があって、鳥が鳴いて、、、
「ありがとう！」って言いながら走ります。
そして、一緒に走る仲間がいて。
「ありがとう！」って言いながら走ります。
するとね、結構遠くまで走れちゃうんですね。
今回も楽しませて頂きました。
ありがとうございました。
ではまた！
さ、一緒に、走りに行こッ！
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