スピードアップ期の鍵 - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN
■2.強化期
別名、走りこみ期です。
「距離に対してより耐性を上げる」
「スピードをつける」
■2ー1.距離耐性強化期
「フルマラソンを走りきれる脚作り」
・42.195kmを移動できる脚
・5~6時間走り続けられる脚
■2ー1ー1.距離耐性強化期(前期)
コンスタントにゆっくりペースのLSDで3時間走り続けられる
状態に持っていくのが目標。
時間を重視したLSDをやっていきます。
<LSDを取り入れた一週間の例>
(例1)
月:休養
火:30分ジョギング(つなぎ)
水:【LSD90分~180分メニュー】(メイン)
木:休養
金:30分ウォーキング(つなぎ)
土:【LSD90分~180分メニュー】(メイン)
日:60分ジョギングメニュー(つなぎ・前後をいれて90分)
(例2)
月:休養
火:30分ジョギングメニュー(つなぎ)
水:休養
木:45分ジョギングメニュー(つなぎ)
金:休養
土:【LSD90分~180分メニュー】(メイン)※
日:60分ジョギングメニュー(つなぎ・前後をいれて90分)
■2ー1ー2.距離耐性強化期(後期)
初心者にとっては一番メインとなる期間です。
フルマラソンをしっかり走りきれる脚をつくります。
LSDをベースに、それよりホンの少し速く走るロング走を取り入れます。
ロング走20kmを余裕で走れるようになるのが目標です。
ロング走というのを取り入れます。
キロあたりの時間が、30秒速いペース。
LSDで8分で走っていた方は、7分30秒/km。
これくらいのペースでまずは15kmからスタートします。
(例1)
月:休養
火:30~45分ジョギング(つなぎ)
水:60~70分ジョギングメニュー(サブメイン)
木:休養
金:30~45分ジョギング(つなぎ)
土:【ロング走15km キロ7分30秒】(メイン)
日:LSD120分メニュー(サブメイン)
(例2)
月:休養
火:30~45分ジョギングメニュー(つなぎ)
水:休養
木:60分ジョギングメニュー(サブメイン)
金:休養
土:【ロング走15km キロ7分30秒】(メイン)
日:LSD120分メニュー(サブメイン)
2ー2.スピードアップ期
スピードに取り組むことでフルマラソンを走りきる脚の余裕度を高めます。
LSD、ロング走に加えて、ミドル走を取り入れます。
ミドルペース走はロング走より短い距離を速くはしる練習です。
とはいえ目的は、実はスピードではなくて、
ロング走30kmを余裕で走れるようになること。
◆ミドルペース走は、10kmから15kmくらいの距離を、
ロング走より少し速いペースで走りきる。
(具体的にはロング走のペースよりキロ15秒から30秒速く)
まず10kmからスタート。キロ15秒速いペースで設定。
例)現在のロング走のペースが、キロ7分なら、
まずはキロ6分45秒のペースで10kmを走りきる。
◆ロング走も引き続き実施する。
距離は20kmからスタート。
ペースは、これまで継続してきたロング走の現在のペース。
このステップの目標は、ロング走30kmを余裕で走れること。
例)現在のロング走のペースが、キロ7分なら、
キロ7分のペースで20kmを走りきる。
◆LSDも継続。
120分またはそれ以上180分まで。
これが3つのメインメニューです。
それぞれ週1回できれば理想です。
いきなり全部を一週間にこなすのは、大変かもしれませんが、
少しずつでも前進できればOK 。
(例1)
月:30~45分ジョギング(つなぎ)
火:休養
水:ミドルペース走(メイン)
木:休養
金:30~45分ジョギング(つなぎ)
土:【ロング走】(メイン)
日:LSD(メイン)
(例2)
月:休養
火:30~45分ジョギング(つなぎ)
水:休養
木:ミドルペース走(メイン)
金:休養
土:【ロング走】(メイン)
日:LSD(メイン)
■■ スピードアップ期の鍵
「2ー2.スピードアップ期」は、
☆ LSD120分
いつまでも走っていられるくらいゆっくり(例:キロ7分30秒)
☆ ロング走20km
LSDよりキロ30秒くらい速く(例:キロ7分)
☆ ミドルペース走10km
ロング走より15秒くらい速く(例:キロ6分45秒)
これくらいのレベルからのスタートです。
それぞれを一週間で1回ずつこなせるくらいの状態になっていることが、
条件です。
忙しくて時間が取れない、ということもあると思いますが、
走っている時間は、週で正味5時間30分くらい。
まずこれを「余裕」でこなせるようになっていく、
と言うのが目標です。
スピードアップ期のゴールは、
★ ロング走で余裕を持って30kmが走れるようになること
です。
既に30kmはどうにか走れる状態なのですが、
その「余裕度を増す」ために、
この、スピードアップ期、に取り組むわけです。
例えば、30kmを3時間で走るのであれば、
それをいろいろな角度から見ると、
・30km移動する(移動距離)
・3時間動き続ける(継続時間)
・時速10kmで移動する(スピード)
に分けられます。
移動距離:ロング走
継続時間:LSD
スピード:ミドルペース走
で鍛えることになります。
スピードアップ期からミドルペース走にも取り組みますが、
ミドルペース走の目的は、
ロング走のペースをちょっとずつ底上げするため。
なので、
「ロング走より少し速いペースで走る」
ということをやるのです。
いきなり速いペースでミドルペース走をやるのではないです。
あくまでロング走のペースを余裕を持ちつつ上げていくのが
ミドルペース走の目的・位置づけです。
状態が整ったら、「2ー2.スピードアップ期」
ミドルペース走に取り組んでいきましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
では!
さ、一緒に、走りに行こッ!
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