2012佐渡国際トライアスロンAタイプ - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN

■■ 2012佐渡国際トライアスロンAタイプ

楽しんできました! 
佐渡国際トライアスロン大会のAタイプ。

2012佐渡国際トライアスロンAタイプ

9月2日、大会当日。
朝3時に起床して、朝食、トイレなどなど手早く済ます。
4時に、荷物を持って、車で、宿舎「民宿 たきもと」を出発。
約10分で佐和田の会場に到着。
快晴、まだ星が輝いている。風が少し。気温は25度くらい。
波は静か。

2012佐渡国際トライアスロンAタイプ

レースナンバー "1452"のバイクラックに自転車を掛けて、
まず、ボディーマーキングとタイミングベルトをもらいに。
両腕に黒マジックでナンバーを書いてもらい、
タイミングベルトを右足に巻きつける。

トランジションの準備。
スイム後はバイクなので、
バイク用のウェア、ソックス、シューズ、グローブ、
サングラス、ヘルメットをスムーズに着用出来るようにセット。

バイク後はラン。ランニング用のシャツ、シューズも袋に入れて準備。

時々水を飲んだり、バイクのタイヤに空気を入れ直したり、
おにぎりやゼリーをとったり、、、、

2012佐渡国際トライアスロンAタイプ

スタート30分前には、スイムキャップをかぶり、
ゴーグルとウェットスーツを持ってスイムスタート地点に。
入水チェックのラインを越えると、もうスタートするしかない。

水に浸かって、身体を慣らす。
水温は27度くらい。温かい。ショッパイ。
呼吸を整え、ゆっくりウェットスーツを着る。
ぴったりのスーツなので、丁寧に着ていく。
肩周りがちょっとキツい。(太った?)

軽く泳いでみて、まあ行けそう。
クラゲ多そう。
ぷかぷか泳いでいるうちに、スタートセレモニー3分前。
皆一旦砂浜に上がるように指示がある。

セレモニー、だんだん緊張感が高まってくる。
膝上くらいまで水に入った状態で、時を待つ。

午前6時。スタート。
速い選手からどんどん泳ぎ出す。バトルが厳しそう。
小田は、ゆっくり、後ろの方から。
先は長いので、ゆっくり水の感覚を確かめながら泳ぎ出す。

スイムは3.8km。
700m、600m、600mの三角形を時計回りに2周回。

最初の700mは潮の流れも手伝ってか、スイスイ行けた。
次の600もまずまず。が、その次の600はなかなか前に進まない。
それと各コーナー手前になると、選手が密集するのでバトルになる。
足を掴まれたり、身体が重なったり。まあしようがない。

1周回終わって、陸に上がるのが結構大変。
スタートから50分くらい。遅!
コーナーを回って2周目。心拍数130くらい。

2周目も700、600はまずまず。
最後の600はやはりなかなか進まない。
波もあって、呼吸のタイミングを取りながら辛抱して進む。

スイムフィニッシュは1時間50分くらいかな?かかりすぎ・・・
でも、スイムを終えて一安心。真水のシャワーを気持ちよく浴びながら
ウェットスーツを脱いで、トランジションへ。

バイクウェアに着替えて、おしっこして、
バイク乗車ラインへ。

バイクは190km。
佐和田から佐渡ヶ島の海岸線を大きく1周。
海岸線とは言え、フラットなところは少なく、
曲がりくねっていてアップダウンの連続。

先が長いので、ただひたすら前に進むだけ。

20km弱の「民宿 たきもと」前を8時30分頃通過。(予定より30分遅れ)

バイク前半は回して回してまずまず。
通称Z坂にも、思ったより楽に到着。
海岸の絶壁に刻まれた急勾配の坂をエイこらエイこら登る。

ふと、断崖絶壁の上から海を見ると、凄いブルー、めちゃくちゃ綺麗。
一瞬走っていることを忘れるぐらい。
元気をもらって、また漕ぎ漕ぎ。
フー、難所1をクリア。でもまだ70km。

このあともひたすら走る。
風向きによって、追い風の時は時速30kmくらい。
でも向かい風になると、とたんに遅くなって22kmくらい。

バイク中間を少し過ぎたところ、
小さな橋の段差をゴトっと越えたときに、
後輪のタイヤが「プシュ~!!!」
あれま、パンク!

コース脇の安全なところで、後輪を外し、
タイヤ内に残っている空気を抜いて、リムからタイヤを引き剥がす。
スペアのチューブラタイヤに、ちょっとだけ空気を入れ、
バルブをリムの穴に通して、しごきながらリムにタイヤをはめ込む。
空気を入れて、ハイ出来上がり!(のはず)

で、パンクしたタイヤを折りたたんでサドルバックに詰め込み、
レース復帰。約10分のロス。
まあ、休憩だと思えば。

ところが走り始めると、後輪がゴトゴト言う。

どうも、タイヤが微妙にずれて、バルブがリムの穴を斜めに抜けていて、
まっすぐになっていない。そこにストレスがかかってタイヤが少し変形している。
タイヤ交換作業がちょっと失敗だったってこと。

105kmの住吉エイドステーションで、再度空気を抜いて、
タイヤをはめ直したが、結局治らず。(ロス10分)
ゴトゴトいうまま走ることにする。

バイクも後半戦。
タイヤは依然ゴトゴトいう。どうかあと90kmくらい持ってね、と祈る気分。
時間を見て計算すると、バイク制限時間ギリギリか、という状態。
行けるところまで行こう、と。

バイクの難所2、小木の坂。
きついはきついが、ここを乗り切るのが"佐渡A"の"佐渡A"たるところ。
よろよろしながら漕ぐ。坂の1段目、2段目、3段目を越えて、フー、クリア。
のこり30km弱、我慢しながら走る。

佐和田に戻って、バイクの降車ラインを越えたのが、
バイク制限時間の5分前。
ここで安心してはいけない。

バイクの制限時間というのは、
このレースでは、実はトランジションの時間も含まれている。
つまり、バイクを自分のラックに掛けて、
ランの準備をして、ランスタートするところでチェックされる。

「あと1分しかないよ!!!!」
という声援に押されて、
シャツだけ着替えて、シューズに足を突っ込んで、
とりあえずランスタートのラインを越える。
制限時間の30秒前。

ロングの大会で、こんなに早くトランジションしたのは初めて!

どうにかこうにかつながった。
バイクは走り切ったことになった。
さて、シューズを履きなおして。

制限時間イッパイイッパイで行くと、ランは厳しい。
バイクの制限時間が午後4時30分。
最終のフィニッシュが午後9時30分。
つまり、このあと5時間でフルマラソン42.2kmを完走しなければならない。

しかも、制限時間はエイドステーションごとに決められていて、
6分45秒/kmくらいのペースで走り切らないとならない。

なので、実は、シューズを履きなおしている暇も、
途中でゆっくり水を飲んでいる暇のないのだ。

つべこべ言っていても、距離は減らないので、走りはじめる。

トライアスロンのランは、ただのランとは違う。
走り初めにすごく負荷がかかる。
体が慣れるのに時間がかかったり、エネルギーを必要としたり。

スイム、バイクは、脚に重力がほとんどかからない。
脚で体重を支える必要がない。

ところが、ランは違う。
体重はもちろん、それの加速されたものまで支えなければならない。
なので、一気に脚に負担がかかる。

だから大事に丁寧に走り始める。
制限時間は気になるものの、かと言って急にペースは上げられない。
いけるところまで走るしかない、淡々と。

距離の短いBタイプの選手が次々戻ってくる。
Aタイプのトップの選手も戻ってきた。

沿道の声援は凄い。
いってらっしゃい!
がんばれ~!!!

私設のエイドもたくさん。
水をもらったり、スイカをもらったり。
エイド以外では歩くことなく、走る。

が、思ったより早く終わりになった。
3.7km八幡ステーションに着いた時に制限時間の4時55分になった。
タイミングベルトとレースナンバーを回収された。
今年の佐渡は、ここで終了。残念。

でも、楽しかった。

たくさん頑張った。
久々にタイヤ交換もした。

たくさんの声援をもらって、エネルギーをもらって、
走り続けられた。

満喫した。

2012佐渡国際トライアスロンAタイプ

回収バスで大会会場に戻って荷物をまとめ、
一旦宿舎に戻った。
そのあと、仲間のフィニッシュを迎えるために、
ふたたび大会会場のフィニッシュゲート脇に
夜8時からずっと立って声援を送った。

戻ってくる選手、嬉しそう。
家族や仲間と同伴ゴール!

小田の仲間も残り10分で戻ってきた!
一緒に同伴ゴール!

夜9時30分。
10、9、8、・・・3、2、1、0
のカウントダウン。花火。

2012年の佐渡は終わった。

帰ってくる選手を見ながら思ったこと。
やっぱり小田は、「完走」がほしいのではなくて、
自分なりにギリギリのレースにチャレンジするのが楽しいのだな、と。

Bタイプで確実に完走するのではなくて、
来年もAタイプにチャレンジします。

さあ、次のレースは、
10月21日のちばアクアラインマラソン(フル)です。

ランニング、頑張って行きましょう!!!

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

では!

さ、一緒に、走りに行こッ!

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☆ エゴを捨てて、恐怖を捨てて、可能性を信じて生きよう!!!

◇◆ あなたのライフを走りを通して実現する
   ライフ&ランニング・コーチ

◆◇ Coaching for Athletes JAPAN 代表 小田英男

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