ランニング能力貯蓄理論その2 - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN
┛┛┛ 走れる「わたし」への第一歩! ┛┛┛
※来年もやります!!!
<< 「立ち方・歩き方・走り方」セミナー >>
★1月14日(土) 14:00~16:00
夢の島・BumB東京スポーツ文化館
(新木場駅徒歩10分)
※会場使用料のシェアで1000円ご負担ください
■きれいなフォームで走るために必要な準備運動
■立ち方・歩き方・走り方
■室内、木のフロアー、
裸足で鏡を見ながらフォーミング
ベーシックなところをまずしっかりとやります。
■そのあと実際に、夢の島公園内を
ゆっくり走ってみます。
(オプション 可能な方のみ)
■限定8名まで
~~~~~~~~~~~~~
詳細・申込みは
⇒ http://www.cfaj.biz/mercury/index.html
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
========================================================
3-1.仕上げ期の練習
レースの3週間から6週間前になったら、
【3.調整期】の「3-1.仕上げ期の練習」
へシフトします。
【3-1.仕上げ期】
(1)スピード刺激を与える走り
ここは、いろいろなトレーニングを当てはめることができます。
例えば
・・・・オーソドックスなトレーニングとして
◆ レースペース走
まさしくレースで走るスピード(ペース)を維持して走ります。
合計の距離が10~15kmくらいになるようにします。
(例)
・10~15km × 1本
・5km × 2~3本
・3km × 4~5本
・2km × 5本
・1km × 10本
この距離×本数を、レースで走るペース(例えばキロ5分45秒)で
走りきる。
(2)ロング走
これまでやってきたロング走とほぼ同じ。
距離は30kmまで。
距離を短くする分、ペースを若干速くする。
たとえばいままで6分30秒であったならば、
ちょっとだけ(15秒前後)速めて、
6分15秒で走る。走りきる。
(3)LSD
LSDはつなぎ練習的に緩やかにこなす感じです。
時間で、120分。
■『3-1.仕上げ期の練習』一週間の取り組みのイメージ
(例1)
月:30~45分ジョギング(つなぎ)
火:休養
水:レースペース走(メイン)
木:休養
金:30~45分ジョギング(つなぎ)
土:【ロング走】30km(メイン)
日:LSD120分(メイン)
(例2)
月:休養
火:30~45分ジョギング(つなぎ)
水:休養
木:レースペース走(メイン)
金:休養
土:【ロング走】30km(メイン)
日:LSD120分(メイン)
========================================================
■『3-2.レース前調整期』二週間の取り組みのイメージ
土:LSD90~120分程度(ジョグでも可)
日:20km走(ハーフのレースに出るのも可)
月:30~45分ジョギング
火:休養
水:30~45分ジョギング、または1~2km程度の追い込み
木:休養
金:30~45分ジョギング
土:30~45分ジョギング
日:10~15kmのレースペース走またはビルドアップ走
月:30~45分ジョギング
火:休養
水:10kmのレースペース走、
またはビルドアップ走などのスピード刺激を与える走り
木:休養
金:30~45分ジョギング
土:30~45分ジョギング、または1~2km程度の追い込み
日:☆レース当日「最後まで力を抜かずに走る!!」
※直前!疲れを貯めない、鈍らせない!
========================================================
■■ ランニング能力貯蓄理論その2
さて、
■ ランニング能力貯蓄理論(仮説)
・ランニングにはそれぞれ個々人にとっての「0レベル」がある
・0レベルよりも緩く(ゆっくり)走ると貯蓄される
・0レベルよりもきつく(速く)走ると貯蓄が消費される
・貯蓄がないと0レベルより速く走れない
・貯蓄が溜まると同時に利子がつく。(0レベルの水準がちょっとずつアップする)
・貯蓄を使ってしまっては利子はつかない。
・「沢山貯めて使い切る」ということを何回かやって、
再び貯蓄がある程度溜まってくると、
突然0レベルそのものの見直しが入り、水準が大きく変わる(レート変更)
・貯めてばかりではレート変更は起きない
例えば、
小田のかつての状況で言えば、「0(ゼロ)レベル」は「キロ6分30秒」でした。
キロ6分30秒で走ると、収支トントンというか、楽チンの走りになります。
ただ、この6分30秒で走っていると、楽は楽なのですが、
貯蓄もできず、借金にもならず、
変化無しです。
フルマラソンを
「もう少し速く走れるようになりたい!」と考えたとき、
じゃあ「キロ6分30秒」より速い「キロ6分15秒」で走る練習を
始めればいいか、というと、そう簡単ではないのです。
キロ6分15秒で走れる脚を作らなければなりません。
そのためには、まずキロ6分30秒より遅い「キロ7分」で、
緩くゆっくり走ることで、貯蓄する必要があります。
6分30秒と7分00秒の差の30秒分が、貯蓄になります。
これがいわゆる脚作りのためのLSDです。【1-2.強化準備期】
2時間から3時間、ゆっくり走り続けるということをしばらく続けます。
貯蓄がふえますよね。
しっかり貯蓄が増えると、利子が生まれます。
つまり自然に「0レベル」が「キロ6分30秒」が「キロ6分25秒」というように、
少しずつですが、レベルアップします。
ここで、「キロ6分15秒」で走ろうとしても今の0レベルが「キロ6分25秒」なので、
10秒分貯蓄を取り崩す走りとなります。
これでは長く続きません。
なので、まだ「キロ6分15秒」で走るのは無理です。
そこで、次は「キロ6分30秒」で走るのです。
これがロング走のペース。【2-1.距離耐性強化期】
今の0レベルが「キロ6分25秒」なので、「キロ6分30秒」はまだ
少しですが「5秒」だけ貯蓄が進むことになります。
少しずつでも貯蓄が増える。これがポイント。
そのうち0レベルが「キロ6分20秒」になってきます。
ココまで来てはじめて、「キロ6分15秒」で走ります。
0レベルとの差は5秒。少しずつですが貯蓄を取り崩すことにはなります。
これがミドル走。【2-2.スピードアップ期、
2-3.強化仕上期、
2-4.スピード耐性強化期】
このミドル走を取り組むときにも、
必ずLSD、ロング走を併用します。
なので、貯蓄の減少をなるべく抑えます。
最後、「キロ6分15秒」より速いペースに挑戦。
これがレースペース走。【3-1.仕上げ期】
仕上げの走りです。
少しずつですが貯蓄を取り崩しています。
なので、仕上げ期間はあまり長く持てません。
そして、レース。
貯蓄を一気に使います。
使い切って終了。これがレース完全燃焼です。
このように貯蓄して、上手に利子をつけて、最後一気に使い切る。
これが通常の貯蓄の取り扱いです。
そして、この一連の作業を数回やって、
再び貯蓄を増やし始めると、あるとき、
一気に「0(ゼロ)レベル」の変更が起きます。
「キロ6分20秒」が突然「キロ6分00秒」になることがあります。
(レート変更)
========================================================
これが「ランニング能力貯蓄理論(仮説)」の全体像です。
あなたの体験、経験を教えてください。
より実態にあった理論にしていきたいと思います。
ご協力、ご意見、よろしくお願いします!!!
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
では!
さ、一緒に、走りに行こッ!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┏┏ あなたらしさを進化させる
┏┏ プロフェッショナル・ランニング・コーチ
┏ Coaching for Athletes JAPAN
代表 小田英男 hideoda@cfaj.biz >
〒271-0061
千葉県松戸市栄町西1-764-6
TEL&FAX:047-331-4122 Mobile:090-5390-4417
◇◆ 2009年国体トライアスロン千葉県チーム監督が教える
ジョギング・ランニングセミナー
◆◇ Facebook
「小田英男のFacebook」
◇◆ メルマガ
「マラソン初心者6ヶ月完走ステップノート」
◆◇ トレーニングの記録
「楽ランコーチ小田英男@CFAJのジョグノート」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(c) Coaching for Athletes JAPAN All Rights Reserved.