トレーニング計画///マラソン完走のために - 楽に走れる「立ち方・歩き方・走り方」 - Coaching for Athletes JAPAN
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マラソンのトレーニング計画。大げさそうに聞こえますね。
大げさですが、大事です。
せっかく走りたい「レース」があって、
「フィニッシュ」したい。
晴れ舞台があるのなら、そのスタートラインにちゃんと立って
それにふさわしいレースをしたいじゃないですか。
そのための計画です。
誰のためでもない、自分のための計画です。
【マラソン トレーニング計画】
まず、本番のレースまで、大きく3つのタームで捉えます。
1.準備期
2.強化期
3.調整期
そして、本番
そのあと、休養期。
1.準備期
心身を整えて、練習をスタートする時期です。
準備といっても、2つの段階があります。
「状態把握&基礎体力準備期」と「強化準備期」
「状態把握&基礎体力準備期」。
自分の目標や状態を確認して、トレーニング計画を立てる。
そして、これから始まる本格的なトレーニングに向けて準備する期間。
プロ野球選手は、キャンプ入りする前に自主トレをして、
基本的な体力を高めますが、それと同じイメージです。
具体的には、
たとえばまったくの初レース、初マラソン挑戦であれば、
「コンスタントに60分歩き続けられる」体力をつける。
これが、「状態把握&基礎体力準備期」。
「強化準備期」は、
「状態把握&基礎体力準備期」できて来た基礎体力をさらに高め、
次の「強化期」のトレーニングに耐えられる身体を作ります。
フルマラソンを走りきれる脚作りがメインです。
具体的には、LSDをやっていきます。
2.強化期
別名、走りこみ期です。
準備期で作り上げた走りきれる脚は、
まだどうにかフルマラソンを走りきれる(?)脚です。
これに肉付けをしていきます。
「距離に対してより耐性を上げる」と
「スピードをつける」です。
この期間はいろいろなパターンのトレーニングをしますが、
一つのトレーニングで「距離耐性」「スピード」の両方を
同時に高めることを目的にはしません。
必ずどちらかにポイントを絞ってトレーニングします。
3.調整期
「仕上げ」と「レース前調整」の時期です。
強化期で「距離耐性」と「スピード」を別々に
高めてきたものを、一つにまとめる時期。
そして、疲労を徐々にとりながら、
レース本番に向けて調整していきます。
期間は、
1.準備期:5~6週間以上(たっぷりとる)
2.強化期:3ヶ月程度以上(できるだけ長く)
3.調整期:4~6週間
全体で5ヶ月以上の計画になります。
まずは大きく3つのタームつかめましたか?
次回引き続き、もう少し細かく見ていきます。
コツコツ歩いて、最低1時間コンスタントに歩けるように!!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
あなたの人生を最適化する、
プロフェッショナル・ランニング・コーチ
小田英男
でした!!